ししとうレシピ 5選

家庭菜園は実に楽しい。

種から育てる楽しさはどこか塾運営に通じるものがあって、すくすくと育っていく姿、そして収穫できた喜びはとても大きい。毎日の世話は少しも苦ではないし、ときには話しかけてしまったりする。

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玄関先に置いてあるものだから、一人ぶつぶつと話している姿を通行した人に聞かれたことは一度や二度ではない。そのせいだろうか、先日、通りがかりに挨拶した際に今までとは違った、なにかこう憐れみを含んだような目で見られたような気がするが、きっと気のせいではあるまい。中年のオヤジが玄関先で植物に向かいながら「おお、いいねぇ」「素晴らしい」「今日は暑くなるみたいだから、ちょっとこっちにおいで」などとつぶやいていたら、まあたいていの人は「こいつ、やべぇ…」と思うに違いない。

また、授業中気づかずにいつの間にか雨や風がひどくなっていた時、我が身はびしょ濡れになろうとも彼ら彼女のために暴風雨の中で鉢植えを安全地帯に動かすこともまったく厭わない。むしろ誇らしげな気持ちになる。愛である。

とにかく成長していく姿を見るのは楽しく、ましてやそれらが収穫できたあかつきには超絶新鮮な材料で料理ができるのというだから、私にとって実に気持ちのいい、そして身の丈に合った行いの日々である。

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がしかし、一つ難点がある。

しばらくはそればっっっっっっっかり食べることになる。順調に育てば育つほど毎日毎日ヤツらを消費せねばならない。

たかが10程度の苗だからとなめていたら大変なことになった。まさかのししとう三昧である。

それまでししとうといえば、焼き鳥屋さんのカウンターでちょろっと頼むか、バーベキューで串焼きにするかぐらいであった。

ちなみにししとうの塩焼きは抜群に美味い。この美味さを子供達にも知ってもらわねばと思い、大量購入するのだがそのたびに「えー、ピーマン嫌~い」といって誰も手をつけない。これは断じてピーマンではない。ししとうなのだよ、といっても誰も耳を貸さない。結果、子供達が肉をバクバク食べる中、私は肉を焼く→子供は肉食べる→私はししとう→肉を焼く→肉は子供達→私はししとう→肉を焼く…という無限サイクルにおちいる。気が付くとそこにもう肉はない。

そんなわけで、今までししとう料理なんていうものはまずしたことがなかった。

ところが、である。なかなか奥深いヤツであった。

というわけで、現時点でのレシピ5点を発表する。5位から優勝作品までご覧いただければ幸いだ。写真はすでにツイート済みであるが詳細を述べる。

5位「ししとうのチーズ詰めを薄切りロース肉で巻いた甘辛炒め」

ししとうに切れ目を入れてチーズを入れる。肉を巻いて焼くので、チーズははみ出ようが、ししとうが真っ二つに割れようが適当でよい。肉は勝手に結着するので特に小麦粉等はつけていない。タレはなんでもいい。この時は冷蔵庫の片隅に残りモノ的にあった市販の牛角・醤油ダレと少々の一味。

子供達も美味い美味いといって食べた。ししとうではなく、彼らは肉とチーズが目当てだからである。おかげで自分のつまみがなくなった。

4位「ししとうのコチュジャン炒め」

コチュジャンの他に豆板醤やら一味やらラー油やら、適当にぶちかましている。ごま油をかければなんでも美味い。それだけだと見た目がアレなので白ごまをふった。

タレが実に辛いのだが、よりによってK奈子さんが一つししとうに当たった。ダブルの辛さで彼女は泣いた。

なお、女の涙にはからっきし弱くないので、さらに当たりがあればもっと笑えると思い、追加でつくったが残念ながら当たりは二度となかった。最近のししとうは当たらない。以前は悶絶するほど辛いのがちょくちょくあったのだが、品種改良が進んだせいかどれもおとなしい。少しさみしい。

3位「ししとうの青椒肉絲」

料理は色合いである。なお、味付けはクックドゥ。マジで美味い。クックドゥは実に素晴らしい。

ちなみに我が子達が家庭の味と思っているのはすべてクックドウである。いつかわかる日がくるであろう。

2位「ししとうの小海老はさみ焼き スイートチリソースで」

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ししとうに切れ目を入れて、軽く小麦粉をまぶし、たたいた小海老と少し炒めた玉ねぎのみじん切りを合わせたものを詰める。海老は細かくたたいたものと荒く切ったものに分けると海老の食感が残ってよい。

センスのある人であれば、もうちょっと少なく詰めて美しく仕上げるだろうが、腹が減っていたので詰めに詰めた。

それを揚げ焼きの感覚でさっと焼く。あっという間に火が通るのでそこだけ注意すれば、あとはスイートチリソースがすべてを包んでくれるので不味くなりようがない。スイートチリソースは偉大である。

若干のマイナス点は、見た目がなにかこう、なんていうか、虫の幼虫っぽいかな…ってところだろうか。

優勝「ししとうと砂肝のにんにくゴマ油炒め」

美味いものは伝わる。ツイッターは弱小アカウントであるから、いいねが20を超えることはほとんどないのに、なぜかこの写真は20ファボ。渾身のツイートよりはるかに多い。

だが、それもわかる。

なぜなら、こいつは超絶に美味いのだからきっとそれが写真越しにも伝わったのだろう。はっきりいってヤミツキである。これのおかげでこれからししとうがうなるほど収穫されても、特段苦にならない。

しかも、レシピは超絶に簡単だ。まず、ライフに行く。できれば駅ビルではなくコーナン小山店のライフがよい。なぜなら駅ビルライフは高い。テナント代がまるで違うからか、同じものでもコーナン店の方が安い。食パンにいたっては10円も違う。

で、そのライフの肉売り場にある、こいつを買う。できればこのように閉店間際にいって激安品をゲットするのが好ましい。ただし、この砂肝はマジで美味いのを皆さんご存じなのでなかなか売れ残らない。こんなのがあったら即買い占めだ。この日は3つ買った。

この砂肝に火が通ったら、ししとうを入れて軽く炒めて終わり。

以上である。たったこれだけだ。極力、余計なことはしないほうがよろしい。だいたいにおいてイジりすぎると様々なことにおいてロクなことにならない。イジりすぎていいのはアレだけだ。

相手を信じる。これこそが、人生の極意である。

もちろん、他にも定番である塩焼きや天ぷらも捨てがたい。これからもいろいろと挑戦したいと思う。

さて、今日も収穫した30本余りの朝採れししとうをどう調理するか、今から悩ましい。

https://sagamihara.keishoseminar.com/

投稿者: keishoseminar

中学受験・高校受験「慶翔ゼミナール」 相模原市中央区相模原2-12-21 JR相模原駅 南口から徒歩5分、住宅街にある学習塾です。 自宅1階を改装し、妻と2人で全塾生を指導します。 今年で開塾18年目となります。朝塾、やっています。

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